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2005年5月 9日 (月)

飛べフェニックス

○2005年5月9日
推理小説同好会のOBの仲間と、ビールを飲みながら、ロバート・アルドリッチ監督の『飛べフェニックス』(1969年)を観る。
その昔、テレビで観たことがあるが、再度、観たかったのだが、なかなかDVD化されていなかったが、リメイクの「フライト・オブ・フェニックス 」の上映に合わせて、DVD化された。
エンジンの不調で、サハラ砂漠に双発双胴の飛行機が不時着する。
 ハーディ・クルーガー扮するドイツ人の飛行機設計者の指揮の下に、単発単胴(双胴に対して単胴というのかはよくわからないが)の飛行機に改造して、砂漠を脱出するというお話である。
 徒歩で砂漠を踏破しようとする者は方向に迷ったすえに、出発地に戻ってしまい、アラブの隊商の野営地に助けを求めに行った仲間はあえなく殺害されてしまったりなど、大げさではなく、舞台劇風に淡々と描かれている。
 指揮を取る若造のクルーガーと、年配のパイロットのジェイムス・スチュアートの対立が唯一といっていいほどの対決場面。
 熱血漢風のドラマに食傷気味の者にとっては、気持ちのいい映画。
 先月観た『砂塵』のジェイムス・スチュアートは若く痩せこけていたが、この映画では、中年太りの風情で、強烈な印象はなかった。『砂塵』といえば、マレ-ネ・デートリッヒが競演する珍品B級西部劇で、一見の価値ありの映画である。

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