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2005年7月24日 (日)

共働学舎のチーズ

○2005年7月24日(日)
 北海道の新得町にある共働学舎の宮島望さんを囲んで、チーズとワインを楽しんだ。
 
 宮島さんとは初対面であったが、彼のことは昔から聞いていた。
 旭川から北の方に車で2時間のところに、下川町という人口4000人の町がある。
 縁あって、ここ5-6年、この町に通っている。名寄市の東にあるこの町は、過疎化の激しい町であったが、町で国から国有林を買い、植林を続けている町である。
 下川町には、ダチョウを小さくしたようなエミューを飼っている牧場がある。東京からきた若者たちが育てている。
 車で1時間ほど東に走ると、オホーツク海に出る。興部には、ハムやベーコンを作っているノース・ブレインファームがあり、北の美深に出ると羊を飼っているファームイントントがある。このあたりに遊びに出かけていると、東京では見かけない清々しい若者達と知り合う機会が多い。清々しい若者は東京にもいるとは思うのだが、あまりにもそれとは違う若者が多いということに圧倒されてしまい、出会いの機会がないからかもしれないのだが・・・
 山形の芋煮会のように、北海道にはダッチ・オーブンが似合うと思って、下川に持ち込んだ翌年、ファームイントントの集まりに出かけたときに、ダッチ・オーブンに出会った。私の持ち込んだダッチ・オーブンが気に入ったからといっていた。
 そんな遊びをしながら、北海道を回っていると、宮島さんから、チーズ作りを習ったという話を時折、聞いていた。
 共同学舎を作ったのは、宮島望さんのお父さんで、私の家のそばにある学校の先生をしていたことは知っていた。宮島さんの家もすぐそばにある。
 近所の酒屋の店主から、店主が経営しているパッションというレストランに、宮島さんがくるので、飲みませんかと誘われていた。
 宮島さんが、私のいとこと同級生ということもあり、話ははずんだ。
 共働学舎、北海道・十勝平野の西の玄関、新得町にある。ここの農場には、身体が不自由だったり、精神的に安心できなかったりで一般の学校や会社に行かなかった人、行きたくない人、牛が飼いたくてやってきた人など、さまざまな人達がいる。
 共働学舎のことは、 http://www2.big.or.jp/~ono/kyokou1.html に書かれている。

 宮島さんは、農場だけでは、自立が難しいということから、チーズを作っている。
  この農場では、牛のエサや寝床に活性炭と土壌発酵菌をいれている。発酵菌により牛舎には臭いがなく、日光の差し込む木造牛舎でのんびり過ごす牛にはストレスがないので質の高いミルクを出すという。
 そして、搾られたミルクは、自然の風味や酵素が損なわれないうちに隣のチーズ工房へ送られ、チーズとして発酵していく。電気のモーターを使ってミルクを運ぶと、ミルクの自然のよさが失われてしまうらしい。
 ここで作ったカマンベール”さくら ”は、「2004 スイス アッぺンツエル 国際コンテスト」の金賞を受賞した。この記事は朝日新聞にも大きくでていたが、このチーズができるまでの裏話を楽しく聞かせてもらった。
 チーズのことは、https://www.ssl-on.net/SHOP/onokako/ss-kyoudou.htmlに載っている。

 私から、帯広の屋台村の名物のラクレというチーズを溶かしてジャガイモに乗せたものを食べたいというと、共働学舎で作ったチーズを使っているという。
 今年の秋は、どうしても、これを食べに行こうと思いだした。ついでに、新得まで出かけようとも思っている。

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