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2005年8月26日 (金)

台風11号

○2005年8月26日(金)
 昨日から、大阪にきている。昨日の天気予報では、台風11号が東海地方あたりに上陸するといっていた。
 台風は、本土直撃のコースから東の方に変わり、千葉に上陸し、その後、太平洋に向かっているらしい。東京は、台風の余波で風と雨が強く、晴れてくるのは午後になってからだと、テレビのキャスターが話していた。
 新幹線からの外の景色は、台風一過の日差しがまぶしい。
 小学校の6年のときだった。父親に送られて、大阪の駅から横浜まで、一人旅をしたことがあった。やはり、季節も夏休みの終わりで、今日と同じように、台風一過の晴天であった。40数年前のことなので、新幹線はまだなかった。
 小さい時から、年に1回は、母に連れられて、北海道の名寄から、東京まで、列車で遊びにきていたので、旅慣れていたので、一人旅も何の不安はなかった。4人掛けのボックス席だったので、同席した大人が気遣って話しかけてくるのが煩わしかったことを覚えている。
 豊橋にさしかかったあたりで、列車が止まってしまった。台風の影響で降った雨により、河川が増水し、流木が流れてきて、鉄橋が不通になってしまったのである。確かに、前方に見える川は、氾濫はしていなかったが、濁流が岸近くまできており、流木は流れていた。
 しばらく、列車は止まっていたが、結局、代替のバスで、上流の橋を渡り、次の駅で別の列車に乗り換えることになった。横浜の家には、夕方6時頃に着く予定であったのが、家に着いたのが、午前0時を過ぎていたから、6時間以上、余分にかかった。
 乗り換えをした駅名やその後のことはほとんど覚えていないのだが、乗り換えで、煩わしかった大人たちから離れ、一人になってほっとして、バスに乗り、不通となった鉄橋の上流にある橋を渡り、川を眺めたことの記憶だけが鮮明に残っている。
 家への電話も、横浜駅に着いてからした。家で待っていた母も心配をしていたのであろうが、それほど心配をされたという記憶もない。
 一日が過ぎることが長かった子どもの頃の一夏の出来事を思い出して、これを書いていると、乗っているのぞみは名古屋を過ぎ、豊橋あたりを走っていた。

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