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2005年8月12日 (金)

麻布十番の蕎麦屋とギャラリー

○2005年8月12日(金)
 家族の夏休みの日程がどうなっているのか、確認しているうちに、8月に入ってしまった。結局、お盆の頃しか、家族全員の休みが揃わないことが判ってきた。帰るべき田舎もないし、行楽地はどこに行っても混んでいるので、遠出をする気にはならない。
 というわけで、都心のホテルに泊まって、美術館めぐりでもしようと考えた。
 夕方、事務所に来た息子と車で、赤坂にあるホテルにチェック・インし、妻と娘が来るのを待った。
 夕方は、麻布十番にある蕎麦屋にでかけることにした。この街には、老舗の蕎麦屋が3軒あるらしいが、十番温泉の向かいにある店に行くことにした。
 蕎麦屋の看板が見えたところで、タクシーを降りると、左手に、ギャラリーの看板が見える。家族を先に店にやり、覗いてみることにした。
 マンション風の建物の狭い階段を下りると、思いもかけない広い空間に、小さな素焼きの人形が並んでいる。1000個近くの野辺の地蔵が列をなしている。指でつまみ、目、眉、口、鼻が、へらでシンプルに刻まれていて、一つ一つの表情が異なっている。
 作者は、千野誠治さんというおじいさんで、六本木ヒルズの近くに住んでいるアマチュアらしい。丸太の上、草花のそばなど、いろいろな風景の中にいる人形の写真もある。何ともいえない、やさしさがこもる写真である。
 徳島で買ったムンクの叫びのビニール人形が我が家にある。これをいろいろなところに持参し、写真を撮ろうと思っているのだが、大きいのと、ビニール製だということで躊躇していた。2-3cmのこの人形であれば、持ち運びにもいいし、どの景色にも似合うと思い、売っているのかというと、売り物ではないという。というわけで、500円で、5枚セットの写真を買った。今、この写真を見ながら、これを書いている。こころ和むいい写真である。

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