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2005年9月16日 (金)

『勝利への脱出』

○2005年9月16日
『勝利への脱出』 ジョン・ヒューストン監督

 久々に、午後9時頃に帰宅した。若干、二日酔いで、寝不足気味ということである。
10時前に、食事を終えたので、映画を観ようと思うのだが、何を観るかが決まらない。このような時には、肩の凝らない映画に限ると、ジョン・ヒューストン監督の『勝利への脱出』を久々に観ることにした。
 第二次大戦中の捕虜の脱走映画といえば、スティーブ・マックイーンの「大脱走」をはじめ数多くあるが、「勝利への脱出」は、ペレやボビー・ムーアなどの往年のサッカーの名選手が登場するサッカーのからんだ脱走映画である。
 舞台は、ドイツのゲンズドルフ収容所。鉄条網の中で、サッカー・ゲームをする連合軍捕虜たちの中に、英国ナショナル・チームの代表選手であったコルビー大尉がいる。ドイツの代表であったシュタイナーは、コルビー大尉にドイツ兵と連合軍の捕虜のサッカー試合をもちかける。コルビーたちは、サッカーの試合を利用して脱走計画を進めようとし、ドイツ軍は、この試合を対外宣伝に利用しようとする。

 コルビー大尉に扮するのはマイケル・ケインである。往年の名選手という役柄でなのだが、サッカーをするには少し太り気味で、鈍重そうである。
 マイケル・ケインといえば、「探偵スルース」や「アルフィー」などもよかったが、「国際情報局」や「10億ドルの頭脳」などのハリー・パーマー・シリーズのあおの飄々としたケインが何ともいえず好きなので、鈍重なケインを観るのはつらいところもあった。
 サッカー・シーンも全体的に、中年おじさんの動きだし、ゴールを守るシルベスタ・スタローンもいまいちからまわり風。やはり、光るのは、ペレのバックでのシュート・シーンである。その昔、ロードショーで観た時の感激の気持ちを思い出した。
 1981年製作の映画であるから、20数年前のことである。Jリーグもなかったし、ワールド・カップも身近なものではなかった。サッカーといえば、高校生の天皇杯サッカーくらいだったと思う。それでも、ペレの名前くらいは知っていた。
 サッカー・シーンを鈍重に感じたのは、こちらの見る目が肥えてきたのかもしれない。大リーグの試合を見慣れてしまうと、日本のプロ野球が鈍重にみえてしまうのも、仕方がないことか・・・。

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