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2005年10月14日 (金)

長崎県美術館

○2005年10月14日(金)
 
 福岡にきたついでに、長崎県美術館に行ってみようかと思い、電車で長崎に向かった。 ついでと書いたが、電車で2時間かかるということを知ったのは、長崎のホテルの予約してからである。
 今になって地図を見て、その距離を確認している。何となく、長崎の位置を島原半島側の内海に面している町とイメージしていた。長崎が鎖国をしていた日本の唯一の海外の窓口になっていたことからして、外海に面している港町であって当然なのだが、どういうわけか、このような認識がなかった。
 長崎は暑かった。まだ、30度を超える日が続いているという。
 4月に開館した長崎県美術館は、海に面する水辺の森公園の一画にあった。
 長崎県美術館は、第二次世界大戦中にスペイン全権大使だった須磨弥吉郎が収集したスペイン美術のコレクションを500点余り所蔵していることから、スペイン美術を中心とした展示を行っている。
 須磨コレクションには、ゴヤ、グレコ、ラスケスなどの作とされる絵画含まれ、長崎県美術館は「スペイン美術巨匠展」としてこれらの絵画を展示したことがあるが、その後、そのほとんどが模写とされ、作者不詳として扱われることになったいわくがついている。ただ、このような経緯があっても、須磨コレクションは、中世から近世の作品が地方別、年代順にそろっており、価値があるものらしい。
 今回の展示は、「スペイン美術の現在」、第1部は「ピカソから21世紀へ─国内所蔵作品に見るスペイン美術の冒険」、第2部は「抽象と写実─スペインからのメッセージ」である。
 第1部には、日本国内で所蔵されているピカソ、ミロ、ダリらの作品が並んでいた。作品の出来や系譜にはばらつきがあるが、日本国内にもこれだけの作品があるのだなとあらためて日本の豊かさを再認識した。
 抽象的な造形を見慣れた目には、作者名は忘れてしまったが、写真のように精緻な写実の裸婦や緑の庭の風景画が妙に印象に残った。

 長崎の港には、大きな豪華客船が係留していた。船の名前を確認すると、船首にダイヤモンド・プリンセスと書かれていた。
 ホテルにチェックインをした後、クラバー園を歩いたが、客船に乗ってきた観光客らしく、年配の白人客が目についた。
 夕方、大きな汽笛が響き、船は出航した。ホテルがそのまま移動する船の旅はのんびりとして魅惑的であるが、地元からすると、観光で通り過ぎるだけで、地元にもたらす経済効果は大したことはないのだろう。

 ホテルに戻って、一休みしてから、市電に乗り、思案橋方面にでかける。どこか、おいしそうな居酒屋がないかと路地を歩いていたら「一二三亭」という看板が目についた。中をのぞくと、おばさんが3人カウンターの中におり、カウンターにはえびの唐揚、おからしろあえなどが盛られた器がならんでいる。牛かんと五島の原酒のひやおろしがおいしかった。落ち着いた居酒屋であった。

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