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2010年5月14日 (金)

harappa映画館「映画だ!マキノだ!山中だ!」

NPO法人 harappa 代表
      三 上 雅 通 様

            2010年05月14日
                                    白 井 久 明

 ゴールデンウィークになり、漸く、好い天気に恵まれ、春や初夏を飛び越え、一気に夏というこの頃ですが、弘前はどうでしょうか。
 GW前、東京駅の構内には、桜が満開の弘前のポスターが貼られていました。この写真は、何時、撮ったものなのだろうかと考えながら、その前を通り過ぎていました。
 その弘前の桜も、そろそろ散り、緑になりかかったいえるでしょう。
  と、書き出して、1週間以上経ってしまいました。

 GW中に、三上さんが代表をされているNPO法人HARAPPAから、冊子が届きました。小冊子と呼ぶには大きな立派なもので、harappaは、ずいぶん映画祭のパンフレットにずいぶん金をかけてるのだなと思いながら、中を確認せずに出かけました。
 夕方、家に帰り、くつろきながら冊子を開いて、2006年に、harappaが主催した「奈良美智展」の写真集であることに気がつきました。
 展覧会の写真集といっても、よくあるカタログ的なものではないのです。
 この展覧会の会場は、大正年代に建てられた「吉井酒造煉瓦倉庫」を地元の人たち自らの手で、資金を集め、清掃をし、ペンキを塗るなどして、倉庫のリノベーションをしたという。
 会場の清掃をする人、壁にペンキを塗る子ども、緑の木陰で、休息をとるひとたち、奈良美智の作品を眺めるたちと、ゆったりと時間が流れ、手作りの雰囲気が漂う写真集です。奈良美智というと、5-6年前に、旭川の郊外にある旭岡の自然の中にあるギャラリーで、展覧会を見た記憶があります。
 ただ、このときは、それほど強い印象を受けませんでしたが、写真集でみる作品は、人の息づかいが伝わってくるようです。大正時代の建物が持つ力なのでしょうか。
 写真集の写真の写し方、処理の仕方、レイアウト、デザインも、その意図がよく伝わってきます。
 我が家の窓越しに新緑を眺めなら、そんな思いにふけっていました。

 この写真集だけではなく、harappaのHPからも、スタッフにいい人材が揃っていて、うらやましい限りです。数年前に、終焉した浪岡映画祭もそうですが、長い年月をかけて、地道に活動していることにより、いい人材だ集まり、その活動が人材を育てているのでしょう。
   http://harappa-h.org/modules/news/

 ここから、ようやく本題。
 奈良美智の展覧会などharappaの活動は、知っていましたが、映画祭の活動を再開しているのは、三上さんからの案内の手紙で知り、少しばかりのエールを送ったところ、この写真集をお送っていただき、エビで鯛を釣ったような気分です。

 あまり熱心ではない映画ファンですが、harappa映画館「映画だ!マキノだ!山中だ!」
のラインナップをみて行ってみようかなと思いつつ、前後に、予定が入っていて、早めに仕事を終わらせることができるかどうかにかかっています。

 京橋に事務所を構えて、3年ほどになりますが、すぐそばにあるフィルムセンターにも入っていません。ラインナップにある映画も数本DVDで持っていますが、一度、さっと観た程度です。
 つい最近、事務所の向かいのビルに、映画美学校が引っ越してきました。目抜きの中央通りに沿ったビルの1階の証券会社が出た後が、長いこと空いていたのですが、いつの間にか、映画美学校の看板がでていたのです。どうやら、前に入居していた京橋のビルが再開発で取り壊しになり、移ってきたようです。
 このような場所に、映画関係の会社が構えるいい時代になったということなのでしょうか。興味津々です。
 一方、私の本業?の翻訳ミステリの方は未曾有に売れないという状況のようです。
 マイケル・コナリーの『エコー・パーク』の後書きに、訳者が、すでに出版されている次作が翻訳されないかもしれないと書いています。

 来週からの映画祭に向けて、本業?の方も、NPOの方も、頑張ってください

開催日時:2010年 5月22日(土)・23日(日)
     6月19日(土)・20日(日)
    7月17日(土)・18日(日)・19日(月・祝)
会場:弘前中三8F スペース・アストロ(036-8182 弘前市土手町49-1)
主催:NPO法人 harappa
共催:コミュニティシネマ支援センター/ 東京国立近代美術館フィルムセンター
 
 
【5月22日・23日 タイムテーブル】
5月22日(土)
10:30『鴛鴦歌合戦』
13:00『續清水港』
15:00『阿波の踊子』
16:30『血煙高田馬場』

5月23日(日)
10:30『續清水港』
13:00『阿波の踊子』
14:30『血煙高田馬場』
16:00『鴛鴦歌合戦』

【6月19日・20日 タイムテーブル】
6月19日(土)
10:30『日本残初a伝』
13:00『ハナ子さん』
14:15 山根貞男口演「マキノ・山中!ああ底抜けの面白さ!」※入場無料
15:30『彌太郎笠 前篇』
17:00『彌太郎笠 後篇』

6月20日(日)
10:30『ハナ子さん』
13:00『彌太郎笠 前篇』
14:30『彌太郎笠 後篇』
16:30『日本残初a伝』

【7月17日・18日・19日 タイムテーブル】
7月17日(土)
10:30『玄海遊残初a伝 破れかぶれ』
13:00『すっ飛び駕』
15:00『河内山宗俊』
17:00『人情紙風船』

7月18日(日)
10:30『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』
13:00『江戸の悪太郎』
15:00『すっ飛び駕』
17:00『河内山宗俊』

7月19日(月・祝)
10:30『江戸の悪太郎』
13:00『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』
15:00『人情紙風船』
17:00『玄海遊残初a伝 破れかぶれ』

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